新型焙煎機の構想(ドラム編)
ご無沙汰しております。おうま珈琲です。
最近Twitterで自作焙煎機に関して
聞かれることが多くなってきたので、
そろそろ記事にしようかと思います。
(ほんとは製作後すぐにアップしたかったけど余裕がなかったw)
※1度に全ては無理なのでまずはドラム構想と参考にした内容を紹介。
≪注意≫
ここからだいぶマニアックな話になります、機械が得意でない方は読み疲れる可能性がありますので、バックされることをお勧めしますm(__)m
●前回製作した1号機から改善したいことが複数ありました。
1.焙煎量の増加
2.前壁から豆の排出
3.排気ダンパー取付
4.排気ファン、及びサイクロン?
5.冷却器
だいぶと欲張りです。。。
はい、ほぼ業務用と相違ない?
因みに既製品も検討しました。
ディスカバリー、アポロなど。
駄菓子菓子、いずれもそこそこ値段するし、
趣味に60万、、、、
勿論却下になり、次の候補は
カルディ社のフォーティス。
今値上がりしてますが、13万前後だったはず。
ただ、機構を考えてると、
10万かからないで出来るのでは??と思い、
自作することを決意しました。
自作するとは言っても、焙煎機に関しては全くのド素人ですし、
まず何から始めたらいいのやら、、
色んな人の焙煎機、また業務用焙煎機の内部画像等を仕入れました。
思っていた以上に沢山の人が自作焙煎機に挑戦しており、
情報収集は結構できました。
その中でも特にお世話になった記事がこちら↓↓
もう15年位前の記事ですが、凄いです、ほんと、、
まさに私の焙煎機SLのベースとなった焙煎機です。
お礼言いたいくらい(笑)
1番ありがたかったのが、手書きですが図面が載せてあるんです!!
おかげでだいぶ形をイメージしやすかったです。
基本ほぼこの記事と同じような流れで進めていきますww
まず容量の話ですが、この記事の最終目標がMAX500g。
ん~ちょっと大きすぎる気がするので一回り小さくします。
(カセットコンロのサイズ-横壁の板厚-ドラムと横壁のクリアランス それ以下で抑えるように。これが後々大変なことに、、)
右上にありますが、SS鋼板 1.6t Φ4mm ×ピッチ7 60°千鳥 (開孔29.6%)
SUSにしなかった理由は歪みが恐かったのと、1番は高いから(笑)
※実際業務用も鉄が多いみたいですし、、
穴径や開孔率はマイスターを製造されている大和鉄工所のブログを参考にしています。
ここもなかなか貴重な内容を紹介されています。
因みに私はこの落書きを金属加工会社に送りドラム製作を依頼しました。
(一応手書きのイラストでも可とあったので、、) ※相見積有
それでも2万近くしました、、
前後板無しです、パンチングドラムのみです。高い、、
ただ自分でカエリも少なく等間隔に穴を開けれる自身はなかったので
やむをえませんでした。
そして完成したのが、こちら!!
、、、
すみません、ドラム単体の写真撮ってませんでした、、
とりあえずドラム側面は完成したのですが、
私、本体の図面を書く前にドラムだけ勢いで製作したので、
これから本体図面の製図とジョイント等の部品選定です。笑
だいぶ長くなったので、製図と部品選定の記事は分けます。
というわけで「ドラム側面の製作」でしたー!!
※ブログにアップしている図面?イラストは無断転載歓迎です。笑